日記

メールではなく、手紙!


明日から夏休みになるらしい。
いいねえ、学生さんは。
でも受験生は大変だね。
がんばってもらいたいものです。


わたしが高3の夏休み。
1985年8月12日月曜日、日航機が御巣鷹山に墜落しました。
ニュース速報が入ったのは午後7時ころだったかと。
わたしは家族で夕食をとりながら「クイズ100人に聞きました」を見ていました。
翌日からテレビはその惨状をつたえました。
機体はバラバラになっていました。
520人の方がなくなりました。
写真週刊誌はショッキングな遺体の写真をのせました。
すっかり受験勉強をやる気をなくしてしまいました。
一瞬にして520人の命が失われる。
ああ、いま自分が生きてることってどういうことなんだろう〜??
死んじゃうってどういうことなんだろう??
明日にも死んじゃうかもしれないのに、やりたくもない受験勉強なんてやる意味あるのかあ?
人の不幸にハイエナのようにたかるマスコミってなに?
などなど、考えてさっぱり勉強手付かずでした。
予備校なんかも行ってなかったし、自宅でぼうっとしてすごしたような気がします。
この事故で奇跡的に生き残った方が4人いらっしゃいました。
川上慶子さんの笑顔の写真が新聞の一面にのったとき、涙しました。
生きているって、すばらしいことだと、思いました。