2008-01-01から1年間の記事一覧

エミール・ゾラ著、小田光雄訳「パスカル博士」読了。 ルーゴン・マッカール叢書最終巻でございます。 翻訳の出ていない第8巻「ウージェーヌ・ルーゴン閣下」を除いて叢書全巻一応の読破です。 何だかんだで8年ぐらいかかった? 「ジェルミナール」を読ん…

富山のホテルに一泊しました。 朝はバイキング。 たらふく食べてしまった。 だけどさ、ちょうどテレビで一年を振り返るニュース番組をやっていて 寝るところもない人たちのことが報道されていてね。 矛盾を感じるよね。 世の中の人、全てにあまねく衣食住と…

昨日まで仕事でしたあ。 実家に帰ります。 埼玉から静岡までまっすぐ帰るのもつまらないのでちょっと寄り道します。 高崎線で北上して新潟まで抜け、日本海に沿って富山で一泊。

 @うち

「アフタースクール」を見ました。 うん、傑作。 監督の音声解説入りバージョンも見たかったけど時間がなくて返しちゃった。 えーと、あーなって、こうなって、おお、つじつまが合ってるって 頭使うわあ。 ということで、この映画が今年100本目の映画でした…

エミール・ゾラ著、小田光雄訳「壊滅」読了。 667ページ、ぐわっ、大作だ。 ゾラ作品の中でも最大の長編。 普仏戦争の開戦からパリ・コミューンの崩壊までを描く。 ゾラの戦場描写がまたまたやっぱりすごいんだ。 読んでる間、約1週間、自分は戦場にいるか…

 @うち

「戦場のアリア」を見ました。 おっと、この映画をクリスマスに見ればよかった。 第一次大戦中、仏独英軍のにらみ合う前線でこんなことがあったのですね、実際に。 戦争を起こす連中と実際に前線で戦う兵士たちとは全く別なんだよね。 兄弟よ、誰を撃つのだ…

 @うち

「真珠の首飾りの少女」を見ました。 スカーレット・ヨハンソン好きだあ。 画家を主人公にした映画って多いよね。

 @うち

「天国と地獄」を観ました。 [DVD]" title="天国と地獄 [DVD]" class="asin"> 会社重役の三船に刑事の仲代、犯人の山崎努とすごいキャスト。 仲代扮する刑事の捜査方法にはかなり問題あると思うんだけど、ま、いいか。 今になって格差社会なんていう言葉が普…

 @うち

「シリアナ」を見ました。 中東の石油権益に群がる連中の陰謀劇。

エミール・ゾラ著、野村正人訳「金」読了。 フランス第二帝政期はまさにバブルの時代だった。 その時代の株式市場を舞台に 投機に熱中する人々の狂気と 暴落後の悲劇を描く。 こんなことを一体何回繰り返したらそのおろかさに気づくのだろうか。

 @ヒューマントラストシネマ

「BOY A」を観ました。 うーん、これはいい映画だ。 弱いものがさらに弱いものを叩く。 そんな今の社会のやるせなさを鋭く問う作品だ。 最近の日本では、犯罪被害者の権利の保護という観点からの厳罰化が進みつつあるようだが そのようなことが本当に犯…

 @うち

「蜘蛛巣城」を観ました。 [DVD]" title="蜘蛛巣城 [DVD]" class="asin"> 弓矢のシーン、本当に矢を射ってたんだ。 すごいというかヤバイですね。 今では絶対こんな撮影許されないでしょう。

 @うち

「パリ、恋人たちの2日間」を観ました。 英語、仏語チャンポンの会話劇。 アメリカ人とフランス人の文化的ないがみあいというかそういうのを背景に 米仏カップルのパリでの2日間。 国籍や民族が違っても男と女は分かり合えもするし分かり合えなかったりも…

大野晋著「大野晋の日本語相談」読了。 日常何気なく使っている言葉でも意外とその由来とか知らないもの。 日本語深いよ、もっと勉強しなくてはね。

 @うち

「君よ憤怒の河を渡れ」を見ました。 高倉健主演の社会派映画。 健さんの台詞 「この世の中には法律の条文で裁けないことがある。 同時に、法律で裁くことのできない悪人もいる。」(だったかな) 政界の黒幕をぶっ殺しちゃうあたり、いいね。 おもしろかっ…

 @うち

「わが青春に悔なし」を観ました。 [DVD]" title="わが青春に悔なし [DVD]" class="asin"> 原節子が田んぼで泥だらけになって働く姿がスゴイ。 わが青春は悔だらけであったけれども これから先、悔いは残したくないと思う。

エミール・ゾラ著、小田光雄訳「夢想」読了。 ルーゴン・マッカール叢書にあっては異色の作品。 どうしちゃったのゾラっていうような。 ま、いいんだけど。 この作品は戦前に出版された版も持っているのですが今回は論創社版で読みました。 戦前の本を手に入…

 @うち

「SiCKO」を観ました。 マイケル・ムーアの作品を観るのは実は初めて。 うーん、見事。 見せるに。そして考えさせるね。 くそったれなアメリカの医療制度。 天国のようなフランスやキューバの医療制度。 日本は皆保険制度があるとはいえ、お寒い現実だ…

エミール・ゾラ著、河内清訳「生きるよろこび」読了。 写真は論創社版ですが私が読んだのは 筑摩書房、世界文学大系第41巻「ゾラ」。 8ポ活字の3段組ですよ。目が疲れた。 しかし、これまた傑作ですな。 死の恐怖におびえつつ、いろいろなことに手を出しつ…

 @うち

「用心棒」を観ました。 [DVD]" title="用心棒 [DVD]" class="asin"> 黒澤時代劇は面白いねえ。 めっぽう腕が立って庶民の味方っていう浪人。 憧れるねえ。 “正義を執行する” 自分ならどうすべきか、考え続けている。

 @うち

「ナイロビの蜂」を観ました。 医薬品業界の暗部をえぐる社会派作品。 アフリカはずっと食い物にされてきたのだ。 今読んでいるゾラの「生きる歓び」に登場するカズノーヴ医師は 19世紀フランス海軍の従軍医師としてアフリカ諸国で医療活動をしてきた。 彼は…

 @うち

「菊次郎の夏」を見ました。 武のファンタジーワールドですか。 勝手にやってくれ。 金を払って見る気にはなれないね。 実際、図書館で借りたんだけど。

「丸谷才一の日本語相談」読了。 旧仮名遣いをちゃんと勉強する必要ありですね。

 @うち

「ベルリン、僕らの革命」を観ました。 いいね。 僕らの革命は全共闘世代のおっさんどもに邪魔されやしない。 僕らは僕らのやり方で、模索し、試行錯誤し、闘っていくしかない。

 @うち

「隠し砦の三悪人」を観ました。 [DVD]" title="隠し砦の三悪人 [DVD]" class="asin"> すごい、すごい。 三船が馬に乗って武士を追いかけぶった切るシーンとかすごすぎる!! さらに敵武将との槍での決闘シーン。 見ごたえある。 「スターウォーズ」なんてま…

 @うち

「獲物の分け前」を見ました。 ゾラの原作を現代(1966年)を舞台に映画化した作品。 主演はなんとジェーン・フォンダ。 獲物とはまさに彼女の演ずるルネのこと。 夫とその連れ子の息子にいいようにされちゃって。 この日本語タイトルは見事だと思う。

 @うち

「墨攻」を見ました。 原作の漫画はビッグコミックでリアルタイムで読んでいたっけ。 ちょうどイラクがクウェートに侵攻したころで 日本はどうする?っていうことが問題になっていた。 平和を論じるためには、少なくとも戦争について相当に知らなければなら…

{文学]

エミール・ゾラ著、伊藤桂子訳「ボヌール・デ・ダム百貨店」読了。 欲望まみれの人間どもを描きながら 理想的な労働組織のあり方を示唆するあたりがゾラ面目躍如。

 @新文芸座

「イースタン・プロミス」を見ました。 おっと、そういうことだったのか! しかし、目を背けたくなるような場面が多かった。

 @新文芸座

「マンデラの名もなき看守」を見ました。 この作品も、体制に屈せず良心に従うことを讃えた作品。 アフリカの棒術も興味深かった。