ルパン三世 - カリオストロの城 [DVD] Le Château de Cagliostro」をフランス語音声で見ました。
早口です。聞き取れません。
ルパンの声、なんとなく山田康雄氏の声の雰囲気。
ところで、この映画では偽札のことが出てきます。
カリオストロ公国が実は偽札、ゴート札の製造元で
その偽札が世界史の暗黒面で重要な役割を果たしてきたということになってます。
偽札を国家的に製造するというのは実際にあることで
北朝鮮がスーパーKとかいう精巧なドル紙幣を作ってるって話もあるし
戦時中、日本の軍部が中国の偽札を作ってたってのもあります。
偽札が流通してしまうということは、国家権力にとって非常に恐るべきことであります。
社会的な混乱がおこり、国家権力の権威が失墜します。
だから紙幣偽造罪というのは、重罪です。
カラーコピー機でさらっと偽札つくってしまってもかなりの重罪になります。
赤瀬川原平氏がアートとして一万円札の模写をしても裁判になってしまいました。
しかし、国家権力というのは自分たちで偽札をつくったりします。
国の借金がふくらんじゃった場合、一番手っ取り早い方法はお札を一杯刷ってしまえばいいです。
すなわち、国がどんどんお札を刷って、どんどん国債を買っちゃえば国の借金は減ります。
しかし、お札が出回りすぎて、ものすごいインフレになります。
経済実態に見合わない量のお札が出回るので、お札の価値がガクーンとさがって
物価がバンバンあがってしまうわけです。
かつての世界大戦の原因ともなっています。


もうちょっと書きたいのですがうまくまとまりません。
勉強して出直してきます。