ギンレイで「灯台守の恋」を見る。
原題 l'équipier は(スポーツ・チームの)メンバーの意味。

フランスの“世界の果て”といわれるブルターニュ地方のウエッサン島のジュマン灯台カミーユ灯台守だった父、そして母が過ごした家を売却するために帰省したが、両親の秘密が隠された一冊の本を発見する…。神秘的な映像の中に描く大人のラブ・ストーリー!!

フランスのド田舎にやってきた新人灯台守アントワーヌはアルジェ戦争帰りで左手を負傷していた。なかなか土地の人間とうまくやっていけない。だが、カミーユの父イヴォンと心が通いはじめる。しかし、アントワーヌはイヴォンの妻マベと恋に落ちてしまう。
というラブ・ストーリーなんだけど、アントワーヌが手の負傷の原因を語るところはグッとくる。
アルジェ戦争でフランス軍が行った残虐な拷問。
それに異を唱えたがためにアントワーヌは自らも拷問にかけられたのだ。
誇りってこういうことだよね。