新文芸座でオールナイト「モメたシャシン これが問題作だ!」を見る。
トークショーはゲストが鈴木清順監督、若松孝二監督、足立正生監督、細野辰興監督で
ホストに林海象監督。
みなさんお元気ですなあ。


「殺しの烙印」殺しの烙印 [DVD]
1967年、監督:鈴木清順、出演、宍戸錠とか。
この作品が難解だってことと興行不振だったのを理由に
清順監督は日活に専属料の打ち切りを宣告されて
それを不服とした監督が日活を訴えて裁判になった。
おもしろかったですよ。
リュック・ベッソンはこの映画みてるのかなあ?
ニキータ」とか「レオン」に影響与えているような気がしました。


愛のコリーダ愛のコリーダ 完全ノーカット版 [DVD]
1976年、監督:大島渚、出演:松田英子、藤竜也など。
大胆な「性描写が原因で、日本では大幅な修正を余儀なくされ、作品の関連本の出版をめぐって、大島監督が起訴される事態」になったらしい。
阿部定事件を描いたものだったとは知りませんでした。
戦争に向かっていく暗い時代の話。
情事に明け暮れるキチのよこを出征する軍人が行進していくシーンが印象的でした。
フランスではこの映画は高く評価されているようです。
年中ずっと「愛のコリーダ」を上映している映画館もあるとか。


「天使の恍惚」
1972年、監督:若松孝二、出演:出口出ほか。
この映画の影響でか、交番を爆破しちゃう人とか出てきて問題になったとか。
べつにこの映画をみなくても交番は爆破したくなるとは思うけど。


「シャブ極道」
1996年、監督:細野辰興、出演:役所広司ら。
タイトルがいけなかったらしい。
もう眠くて、この映画はずーっと寝てました。