@新宿バルト9

「愛のジハード」を観てきました。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭の作品の一つです。
イスラム圏における同性愛者の姿を追ったドキュメンタリー。
イスラム社会において禁忌とされている同性愛と信仰心との葛藤を描く。
上映後、監督とプロデューサーの方のお話もありました。
多くのイスラム教徒にとって、イスラム教徒であるということ自体が
その社会で生きることと密接に結びついているからこそ
葛藤が深いという。
セクシャリティというのは、人間にとってごく一部に過ぎないのに
そのことをもって全人格的にさばかれるということは
どんな社会でも多かれ少なかれあることですが
もっと寛容になっていくべきだと思います。
それにしても、この回、満席でした。
日本では、こういった取り組みに対する関心自体は
明らかに高まってきているように感じました。