@うち

ナイロビの蜂」を観ました。
ナイロビの蜂 [DVD]
医薬品業界の暗部をえぐる社会派作品。
アフリカはずっと食い物にされてきたのだ。


今読んでいるゾラの「生きる歓び」に登場するカズノーヴ医師は
19世紀フランス海軍の従軍医師としてアフリカ諸国で医療活動をしてきた。
彼はさんざんアフリカ現地人に対して生体実験をしてきたことが描かれている。
日本の731部隊が中国大陸で行ったようなことをフランスもアフリカで行ってきたわけだ。
そして、それによって現代の先進的医療がある。
また、今現在も「途上国」の人たちを実験材料に医学の「進歩」がある。
トホホ。