映画「エターナル・サンシャイン DTSスペシャル・エディション [DVD]」

飯田橋ギンレイにて。
別れても好きな人♪
記憶を消しちゃっても好きな人♪


ところで、今日のギンレイめちゃ混んでました。初めてです、満席でさらに座布団、立ち見まで出るとは!
わたしは、上映スケジュールを電話で問い合わせたときに、「大変混雑が予想されますのでお早めに」と言われたんで、40分くらい前に劇場に入ってベンチに座ってたんですが、わたしが着いてすぐ後から来た人は、劇場外でお待ち下さいってことで暑い中外に並んでました。
なにしろ同時上映が「モーターサイクル・ダイアリーズ」でしたから。
ご存知、チェ・ゲバラの若き日の南米旅行を今をときめくガエル・ガルシア・ベルナルが演じているこの映画、昨年恵比寿ガーデンシネマで公開されたときから、超満員でした。
ほとぼりがさめたかなあって思われる年明けに行っても、やっぱ満席でしたから。
で、再上映の最後の週末ってことで、もうすごいことになっちゃってました。
わたしは「エターナル・サンシャイン」だけ観て帰ったんですが、「モーターサイクル・ダイアリーズ」待ちのお客さんの行列は劇場を出てズズズーっと地下鉄入り口の階段を下って駅構内まで続いていました。最後尾どこまで行っているのか確認しませんでしたが恐ろしいです。
こんなにも人を集めるのはゲバラの力なのか、ガエル・ガルシア・ベルナル見たさのためなのか。
まあ、それはどっちでもいいのですが、この映画、観たからにはじっくり考えてもらいたいものです。
映画って、お金を払って時間を消費するだけものじゃないだろって思う。
公式サイトの字幕翻訳者、林完治氏の次の言葉がとりあえずよいです。

社会主義、革命、という言葉がすっかり廃れ果て、個人も、企業も己の利益のためなら何をしてもかまわないような風潮をたびたび感じる最近の日本で、この映画は人間の原点とは何かということをあらためて考えさせてくれます。」

そして、考えたならば、ちょっとでもいいから、何かを変えていこうじゃありませんか。