漫画

浜松の実家に戻ってきました。
正月に帰ったから半年ぶりくらい。
以前は2年くらい帰らなかったりしてましたから、かなり短いスパンでの帰省です。
帰省すると必ず蔵書の漫画を読みます。
わたしは「漫画は買って読め、本は借りて読め」が主義。
数えたことないけどかなりの冊数があります。
だいたい毎年7月末くらいにその年に買った漫画をダンボールにつめて実家に送りつけてます。
自分の部屋に置いとくと狭くなるのと、親とか姉とかに読ませてやりたいという理由から。
今日は吉田秋生の「桜の園 (Jets comics)」を読みました。
これは傑作ですねえ。ずいぶん久しぶりに読み返しましたが、じい〜んとくるものありました。
もう20年くらい前の作品ですが、いまの高校生にも読んで欲しい。是非。
ロシア文学好きのわたしはチェーホフの「桜の園 (岩波文庫)」も読んでますよ。
吉田秋生は「バナナフィッシュ」が有名ですが、わたしが好きなのは「夢見る頃を過ぎても」とかの初期作品群です。「バナナフィッシュ」はストーリーが「アキラ」をパクリすぎていてちょっとねえ。
同じく中・高生に読んで欲しいのは山岸涼子の「メタモルフォシス伝 (秋田文庫)」。
誰かが引いた人生のレールなんか踏み外してほしいです。
本棚の一部がごっそり抜けてるところがあって、そこは高3の姪っ子が借りていったみたいです。
多分内田春菊の一連の作品を持っていったようだ。
うんうん、こういう本は是非10代のうちに読んどいて欲しい。