隠し剣 鬼の爪 [DVD]」をDVDで見ました。
隠し剣 鬼の爪 [DVD]
山田洋二監督による藤沢周平モノの第二段ですね。
第一弾「たそがれ清兵衛 [DVD]」も見ました。
第三弾はキムタクの「武士の一分」ですか。
藤沢周平はブームなんですかね。
ラジオ深夜便でも「三屋清左衛門残日録 (文春文庫)」の朗読をやってたりします。
(毎週聞いてます)
一見負け組な人が実は実力も人格も優れてるっていうお話が受けるのでしょう。


ところで、この映画の見所のひとつは、
明治以前の日本人の身体操法に触れている点です。
幕末期、洋式の軍事演習を武士に教練してる場面で
手脚が両方同時に出てしまう武士たちを
指揮官がしかっています。
いわゆる、明治以前の日本人はナンバの動き方で
右足左手、左足右手というふうに身体をねじって使うことができなかったということです。


しかし、隠し剣自体はホンマかいなという技でした。