原宿の太田記念美術館の「ギメ東洋美術館所蔵 浮世絵名品展」を見てきました。
太田記念美術館にあった北斎の「雨中の虎」と
その双幅である「龍図」がフランスのギメ東洋美術館で最近発見されて
世界で初めて対幅での展示となったとのことで
非常に貴重な機会でした。
睨み合う虎と龍。
二つの絵を並べると、ちょうど視線がバチバチッっとぶつかるようになってるんですね。
すごい迫力でした。
他にも浮世絵の名品が数多く展示されていました。
浮世絵は多色刷りの版画なわけで
原図を描いた絵師もすごいですが
精巧な技術をもっていた彫り師もすごいなと思います。
二代目広重の絵も展示されていて、
現物は始めてみました。
以前もこのブログで書きましたが
二代目広重については
一ノ関閨のマンガ「茶箱広重 (小学館叢書―一ノ関圭作品集)」を是非是非読んでいただきたい。
傑作なんです。
茶箱広重 (小学館叢書―一ノ関圭作品集)