三島由紀夫反貞女大学」通勤電車で読了。

1965年に産経新聞に連載された「反貞女大学」と1962年から64年まで「女性明星」に連載された「第一の性」を収録。
「反貞女大学」は女性論、「第一の性」は男性論。
女性よ、かくあるべし、男性よ、かくあれ、という三島の価値観がよく表れている。
それにしても三島は、いわゆる女性誌の類には、かなり目を通していたものと思われる。