ティー・ボヴァレ、オリヴィエ・シロンディニ著、大村浩子大村敦志訳「ある日,あなたが陪審員になったら…―フランス重罪院のしくみ」読了。
ある日,あなたが陪審員になったら…―フランス重罪院のしくみ
法廷画家によるイラストと陪審員経験者、裁判官、検事、弁護士へのインタビューによってフランス重罪院における陪審裁判の内容を紹介した本。
フランスにおける陪審制(参審制と訳されたりもするが本書では陪審制と記されている)は1789年のフランス革命から始まった。
司法に一般の人が参加するということについて長い歴史があるわけです。
国王と女王を裁判にかけて首をちょんぎったる国の国民意識
戦争犯罪者の天皇をいつまでもありがたがっている国の国民意識では大きな違いがあるなあ。
そこらへんに裁判員制度が日本で根付くかどうかのネックがあるような。