村井啓之著「コピー用紙の裏は使うな!」ななめ読み。
コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実 (朝日新書 37)
間違ったコスト削減の実例を示しながら改善策を提示。
要は、枝葉にとらわれず、コストの森(全体)をよく見ることが大事だと。
そして、経営と現場のすき間を埋める、現場力を引き出すことが重要だと説く。
著者は会社経営のみでなく日本社会の行方にも提言してる。

日本中の会社から無駄が消え、最後には日本の国という究極の組織が筋肉質に生まれ変わって、世界に対してその存在価値を持ち続けていく。そして、今は失われてしまっている「もったいない」の伝統や文化が復活し、引き継がれていくという壮大なゴールに向けて走り出す。