速水健郎著「自分探しが止まらない」ななめ読み。
自分探しが止まらない (SB新書)

結局は自分で生き方を選びとることができずに、逆に重責に押し流され、他人の生み出した物語にゆだねる者が後を絶たない。スピリチュアルや自己啓発書などが流行するというのは、自分で選べない個人の増加を意味しているのだ。多くの人間にとって、自己選択と自己責任が要求される現代は生き難いものであり、そうした現代社会に対応できなくなった個人があふれているのが本書が浮き彫りにしてきた「自分探し」が止まらない現代の姿なのだ。

自分も自分探し派かな。
ま、いいけど。