井垣康弘著「少年裁判官ノオト」読了。
少年裁判官ノオト
ここのところ、少年事件の仕事をすることが多くて参考にと思って読みました。
著者は酒鬼薔薇こと少年Aを担当された裁判官。
彼のことをバケモノ扱いする連中もいる。
正直、自分にも彼のことが理解できるわけではないが
この本では彼が事件を起こすに至った内的葛藤が書かれており
それは納得できる内容だった。
凶悪な少年事件であっても厳罰化すればいいというものではないだろうな。