語学

おじさん、語学する (集英社新書)」読了。
フランスにいる孫に会いに行くためにフランス語の勉強をはじめた
というおじさんを主人公にして
語学を習得するための方法論を示した本。
単なる学習法ではなく、いかにモチベーションを維持していくか
学習者の心情の動きの機微をつかんでいるところがすばらしい。
これまでにない、画期的な語学学習の指南書であるといえる。
タイトルから「おじさん」の読み物と誤解され易いのが残念。
20代、30代の女性という最も語学学習熱の高い層にとっても有効である。
主人公のおじさんがフランス語の学習を通して
フランス帝国主義の歴史や、日本の経済侵略、環境破壊の問題など
グローバルな問題に目を開かれていくあたり、
見事な構成にうれしくなってしまう。
今年のフランス語学習の計画をたてるにあたって
大いに参考になりました。
とにかく、この本はオススメです!!!

病床の父の横で「Les Thibault」を原書で読んでいます。
第1部 灰色のノート 第7節
p.59 ジャックとダニエルの間で交わされていた灰色のノートには以下のようなことが書かれていた。
p.60 ジャックとダニエルの熱烈な友情の表現
p.61 二人の母や父に対する不満
p.62 ジャックをはげますダニエル
p.63 ジャック「ぼくを見捨てないでくれ!」
p.64 ダニエル「14歳になった心の不安」
p.65 ダニエル「ゾラの『壊滅』を読み終わり『ウェルテル』を読み始める」
p.66 ジャック「詩の引用」
p.67 ジャック「書こうと思っている小説の構想」
p.68 ハイテンションに語るジャック
p.69 もう手紙を寄越すな!と言ったかと思えば手紙をくれ!というジャック
p.70 灰色のノートの最後の言葉

訃報

本日、わが愛猫チャコが亡くなりました。
16歳でした。
一緒に暮らしたのは約4年で、以降は里子に出してしまったため
ほとんど会うことはありませんでした。
しかし、世界で一番かわいい猫はチャコちゃんです!といつも思っていました。
チャコは紙袋が大好きでした。
空の紙袋を空中に横向きに掲げて、底の方をゴソゴソっとやると
チャコは尻尾を太くして戦闘態勢に入り
ニュニュニュ、ピョ〜ンと袋の中に飛び込んできました。
それが面白くって何度も何度もやったものです。
チャコボンバーと名づけてました。
チャコさん、天国にいったらまた一緒に遊んでください。
ニャニャ