ジダンマテラッツィに何を言われて頭突きに至ったのか?
ワールドカップのニュースはもっぱらその点に集中している。
ジダン本人がまだ何も語っていないうちから
相当に政治的な憶測が飛び交っている。
結局は真実は二人のみ知ることになるだろう。
ところで、ジダンをかばうチームメイトの言葉が印象的だった。
「人生にはサッカーより大事なことがある」
フランス語ではどんなだっただろう?
Il y a des chose plus importantes que le foot dans la vie.
だろうか。
それとも
On a la chose plus importante que le foot dans la vie.
とかかな?
オリジナルをご存知の方、いらっしゃったら教えていただきたいです。


世論的にはジダン擁護の論調が多いように思う。
かつて、フランス大会でベッカムが退場くらったときには、
彼は自国メディアにさんざんたたかれたが
今回は単にプレー上の問題ではなく
人間性に関わることがあったからだろうと
十分に推測されうるからだ。
わたし自身もジダンの行為をとがめるつもりはない。
むしろ、よくやった!と思っている。
しかし、以下のような論が出てきそうなイヤな予感を持っている。
曰く、
人間性を傷つけられたジダンが自らの手で(頭だけど)相手に鉄槌を食らわしたことは誇り高いことである。
同様に、北朝鮮のミサイルの脅威にさらされている日本は、先制的に北朝鮮国内のミサイル基地を攻撃することも妥当である。