タイガーマスク

  • 第5話 決死の虎

ココ・アフリカというレスラーをタイガーマスクが壮絶な反則技で倒します。
木の机ごとキックで頭を直撃し机はバキバキに木片となりココ・アフリカはぶっ倒れます。
するとタイガーはレフリーに「ライターを貸してくれ」といいます。
素直にライターを差し出すレフリー。ありえない。
タイガーは木片に火をつけてココ・アフリカをバーベキューにしようというのです。
すごすぎ。
しかし、ジャイアント馬場の強烈な視線を受けて思いとどまるタイガー。
このころから、タイガーには悪役レスラーを演じることに対する疑念が生じています。
一方、ちびっこハウスにはさらなる危機が。
直人の払った金では返済に足りないという。
はちゃめちゃな金利がかけられていたようだ。
暴力団に直接乗り込んだ直人は、組長をにらみ付け震え上がらせます。
ここでまた借金の肩代わりをすれば虎の穴への送金はできなくなり
彼には処刑人たちが送りこまれてくることになる。
しかし、このままではハウスは取り壊されてしまう。
伊達直人、決断の時です。
意を決して借金返済をする直人。
トイレの鏡の前で「明日から君の敵は全世界だ」と言い、直人はさびしく笑うのだった。

  • 第6話 恐怖のデスマッチ

虎の穴の掟を破ったタイガーのもとにさっそく処刑人が送り込まれてきました。
第1号 ブラックパイソン。
逃げ出した人食い虎を一睨みしておびえさせ小猫のように扱ってしまう恐ろしいヤツ。
鉄柵で囲まれたリングでのデスマッチ。
タイガーはブラックパイソンのカニバサミで意識朦朧の大ピンチ。
そこに「タイガーがんばれ!」という、ちびっこハウスのケンタの声。
普段、観客から罵声ばかり浴びせられているタイガーは、自分を応援する声に奮起し形勢逆転します。
リングサイドにいるケンタと、彼を連れ戻そうとするルリ子さんとの会話がタイガーの耳に入ります。
「オレもタイガーのように反則で人生をわたってやるんだ!」
ルリ子さんはタイガーにお願いします。
「1人の娘の命がけの願いとして聞いてください。この子は悪い道に進もうとしています。
 世の中、苦しくても真面目に正しく生きるべきだと、この子が憧れているあなたから教えてあげて!」
なんと、このやりとりはTV中継で放送されていて、
アナウンサーが「さあ、タイガーどうする?」なんて実況してます。
なことしてるうちにブラックパイソンが息を吹き返して反撃に来そうだ!
さあ、どうするタイガー!!??
待て!!次回!!