武道の謎を科学する」読了。
武道の謎を科学する
実はこの本、6年前に読んでいたらしい。
著者の高橋華王氏の本は以前読んだことがあるなあと思って
読書記録を調べていたら、
武道の科学―時代を超えた「強さ」の秘密 (ブルーバックス)」というのを94年に読んでいたのと
さらにこの本を2000年に読んでいたことが記録されていた。
まったく覚えていなかった。
やばいなあ。
まあ、当時の認識ではこの本について深く理解することができず
さらっと流してしまったから記憶に残らなかったということでしょう。
それくらい、かなりコアな内容が書かれていた。
今回興味深く読んだのは、手印について。
忍者が手を合わせて呪文となえるときにする指の交差法です、簡単に言えば。
もともとは修験者が山中にこもっていて自力で病気や怪我を治す必要性から
自然治癒力を高めるために編み出されたものであるらしい。
そんなことから修験道についても興味が広がりました。
まだまだ勉強しなければならないことはいっぱい。
深い深い深すぎる身体の世界。