エミール・ゾラ著、田辺貞之助・河内清訳「大地」読了。
岩波文庫のリクエスト復刊で読みました。
旧漢字ばっかり。
でも旧漢字読むの得意だからOK。
とてもゾラらしい、血まみれ、汚物まみれのストーリー。
悪臭ただよう執拗な描写でもって、フランス社会のあらゆる矛盾を扱いながら
すばらしい人間讃歌になっている。
ゾラファンを自称しつつ、実はあんまり多くの作品を読んでいなかったりする私。
というか、昔はホントに翻訳が少なくて
だからこそ、フランス語勉強して原書を読むぞ!と思っていたら
いつのまにかルーゴン・マッカール叢書は全巻翻訳が揃いましたね。
たしか、論創社から全部出たような。
ということで、今年の6月までに全巻、読破します!