2008-02-02 ■ 読書 文学 エミール・ゾラ著、伊藤桂子訳「獲物の分け前 (ルーゴン・マッカール叢書)」読了。 ルーゴン・マッカール叢書、第二巻です。 超バブリーなお話。 舞台は19世紀、都市改造中のパリ。 なんだけど、人名、地名をちょちょいと変えれば 80年代東京のストーリーになっちゃうじゃん。 主人公サッカールは、もともと共和派だったんだけど 小ナポレオンのクーデタを境にバブル紳士に華麗に変身しちゃうあたり 全共闘世代のおっさんどもよ、思い当たるところはないのかよ。