エミール・ゾラ著、伊藤桂子訳「獲物の分け前 (ルーゴン・マッカール叢書)」読了。
獲物の分け前 (ルーゴン・マッカール叢書)
ルーゴン・マッカール叢書、第二巻です。
超バブリーなお話。
舞台は19世紀、都市改造中のパリ。
なんだけど、人名、地名をちょちょいと変えれば
80年代東京のストーリーになっちゃうじゃん。
主人公サッカールは、もともと共和派だったんだけど
小ナポレオンのクーデタを境にバブル紳士に華麗に変身しちゃうあたり
全共闘世代のおっさんどもよ、思い当たるところはないのかよ。