2006-07-02 ■ 読書 身体 「生きること、闘うこと 太気拳の教え―本当に強くなるために大切なこととは (人生力アップシリーズ)」 自成道は太気拳ともかつて交流があったようで、技術的にも考え方の点でも共通するところがあります。 いろいろと学ぶべき点も多くある本でした。 しかし、著者は太気拳至上主義とでも申しましょうか、 ちょっと独善的な印象を受けました。 自成道は「自らを成し、自ら成す」をモットーとしており、 個人の主体性を重視し、自成道の技術体系自体も個々人の努力の積み重ねによって研鑚され、発展していくものと考えます。 そのへんの個人重視なとこがフランスぽいとこでもあります。