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近所のレンタルビデオ店でテレビ版アニメ「タイガーマスク」を見つけたので借りてきました。
小学生のころ見て大変感動しました。
わたしの価値観に多大な影響を与えた作品です。
全18巻（全105話）。
しばらく勉強そっちのけではまってしまいそうです。

• 第１話　黄色い悪魔

「おまえは虎だ！　虎になるのだ！」というナレーションからオープニングが始まります。
♪白いマットのジャングルに〜♪
かっこいいです。
タイガーマスクの声をあてているのは故富山敬氏です。
若い人にとっては、マルちゃんちのおじいちゃん役が一番わかりやすいかな。
ヤマトの古代進など当時のヒーローをいっぱい演じてらっしゃいました。
お話は、アメリカで悪役レスラーとして名を馳せたタイガーが
日本にやってきました。
そして、アメリカでやられたレスラー達が日本で仇をうとうとするのですが
ことごとくタイガーの激しい反則技の餌食となってしまいます。
モブシーンなど観客は背景画として処理されまったく動いてないです。
よく見ると「ゲバ学」なんてヘルメットをかぶった学生の客などがいて
時代をしのばせるものがあります。

• 第２話　嵐を呼ぶ猛虎

孤児院ちびっこハウスのケンタはタイガーに憧れています。
縁日で不良にいじめられたケンタは悔しさにハウスを飛び出し
タイガーの試合が行われている体育館に忍び込みます。
タイガーはアメリカ人レスラーをコテンパンに反則技でやっつけますが
そのレスラーの子供が怒りのあまりリングにあがりタイガーにつっかかりパンチをあびせます。
子供の打たせるままにしていたタイガーは
ポンと彼のあたまをたたき
「なかなかいいパンチだった。その調子でがんばればお父さんより強くなれる」
と言葉をかけリングをあとにします。
そのときケンタを迎えにきたちびっこハウスのおねえさん、るり子とタイガーの目があいます。
20年くらい前にはなればなれになった二人がじわじわと近づいていくことになります。
構図が大変おもしろい。
ジャンプキックで空中を飛んでいるタイガーを、グルンと回転して撮っていて迫力あります。

貧困と富、正義と力、生きること闘うこと、そんなことに焦点あてながら見ていきます。