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2007年1月9日、防衛省が誕生しました。
またまた一歩、日本は戦争への道に踏み出しました。

フランスンの子供新聞にこんな記事がありました。

LES ACTUALITES 11 janvier 2007
Japon
Le retour des armes ?
　Depuis sa défaite lors de la 2de Guerre mondiale (1939-1945), le Japon n’avait pas le droit d’avoir une armée. Mais le gouvernement japonais vient de créer un ministère de la Guerre…
　Le Japon n’a pas l’intention de faire la guerre en créant ce ministère. Mais il veut être l’égal des autres pays. Il est ainsi le 2e pays le plus puissant du monde (après les Etats-Unis) grâce à son industrie. Mais pour être complète, cette puissance doit aussi être militaire. En créant ce ministère de la guerre, le Japon envoie aussi un message aux autres pays. Les dirigeants japonais expliquent avoir prouvé qu’ils n’étaient plus dangereux pour le reste du monde. Et qu’ils pouvaient donc avoir une armée sans que les autres pays se sentent menacés.
　Car le Japon n’a pas toujours été un pays pacifique. Bien au contraire, il était très agressif dans la 1re moitié du 20e siècle. Il a ainsi attaqué la Chine puis les Etats-Unis dans le but de dominer toute l’Asie. Mais il a finalement été vaincu par l’armée américaine en 1945. Les Etats-Unis lui ont alors interdit d’avoir une armée. Mais au fil des années, cette interdiction s’est allégée : les Japonais ont d’abord eu le droit d’avoir des petites troupes de soldats et du matériel militaire en faible quantité. Avec la création de ce ministère de la guerre, toutes les limitations issues de la 2de Guerre mondiale sont supprimées. Dans le domaine militaire, le Japon est désormais un pays comme les autres.

http://www.lesclesjunior.com/Actualites/Actus.htm?sku=ACT11684229496761143&varDate=11/01/2007

試訳
ニュース 2007.1.11
日本
軍隊の再来？

　第二次世界大戦（1939−1945）での敗北以来、日本は軍隊を持っていなかった。しかし、日本政府は戦争省を創設した……

　日本はこの省庁を作ることで戦争をする意図を持っているわけではない。しかし、日本は他の国々と同等になりたいのである。日本は、その工業力のおかげで（合衆国に次いで）世界で２番目に強い力を持つ国である。しかし、完全になるためには、この力はまた軍事的でなければならない。この戦争省を作ることで、日本はまた、他の国々にひとつのメッセージを発している。日本の指導者たちは、自分たちは世界の国々に対してもはや危険ではないということを証明してきたことを説明している。また、だからそこ、他の国々が脅威を感じないような軍隊を持つことができるといっている。
　したがって、日本は常に平和的な国家ではなかった。反対に、20世紀の前半には日本はとても侵略的だった。日本は、アジア全域を支配する目的で中国、ついで合衆国を攻撃した。しかし、最終的には１９４５年、アメリカ軍によって敗北した。そして、合衆国は日本に軍隊を持つことを禁じた。しかし、時がたつにつれて、この制限はゆるくなった。日本人はまず、小さな軍自体と最小限の軍事力を持つ権利を得た。この戦争省を創設することによって、第二次大戦によって作られた全ての制限が取り除かれた。これからは、軍事分野で、日本は他の国々と同様となる。

防衛省は英語名でもMinistry of Defenseで、フランス語ならministère de la Défenseだと思うのですが、
あえてun ministère de la Guerreと言っていたり、
事実としてちょっと違うとこあるなというのはありますが、
フランス人にはこんなふうに見られてるんだなというのはよくわかります。
見出しからも明らかなように、日本が軍事大国化していくことに対する危惧感が感じられます。
第二次大戦における日本、ドイツに対する敵国意識というのは根強くあるということでしょう。
しかし、第二次世界大戦というのは、帝国主義国家同士の領土分割戦争だったわけで
いわゆる戦勝国の連合国側が正義の闘いをしたなんて、ちゃんちゃらおかしいわけで
どっちもどっちなわけであります。
ともかく、国家権力と結託した独占資本の支配を打ち倒さないかぎりは
今も続く戦争は止むことはないし、これからさらに世界的に戦火が広がる危機は深まります。
日本は防衛省設立、教育基本法の改悪など、侵略国家作りがちゃくちゃくと進んでいます。
世界の人民と連帯して、戦争に反対していきたいと思います。