佐藤友之「これでいいのか日本の裁判 (平凡社新書)」読了。
これでいいのか日本の裁判 (平凡社新書)
いいわきゃないだろ日本の裁判
というのが感想。
これまでも何冊か日本の裁判制度を問う本を読んできましたが
本書はより本質的に日本の裁判制度の問題をえぐっています。
「司法はつねに、行政の“補完勢力”だった。」
「国は法廷で決して自らの非を認めない。認めたこともない。逆に、原告を攻撃する。」
最高裁憲法が制定されてここ50年ほどのあいだに、市民の権利条項をことごとく反故にした。」
「裁判所は全体的な傾向として国側に有利な法解釈をしている。」
「日本がいまだに人権後進国に数えられているのは、デュー・プロセス(正当な手続)の精神に欠けるからである。」
「日本はいまだに、ヨーロッパの中世なみなのである。」
などなど。
日本という国が、いまだに「お上」思想で縛られていることに
多くの問題があるということだろう。
ということは、きっちり市民革命やらないといけないってことですね。
なお、本書ではいわゆる人権派弁護士もメッタ切りしてます。
もちろん、行政訴訟をほとんどボランティアで担っている
ほんとに良心的な弁護士さんたちもいらっしゃいますが。