司法

別冊宝島Real「モンダイの弁護士―弁護士って、ほんとうに「人権を守る正義の人」なのか!? (別冊宝島Real (028))」読了。

新倉修編「裁判員制度がやってくる―あなたが有罪、無罪を決める (GENJINブックレット (36))」読了。 2003年発行の本で、まだ裁判員制度が正式に法制化されていないころなので ちょっと古いのですが、勉強になりました。 先日も書きましたが、 裁判員制度はほ…

「ガイドブック裁判員制度」読了。 日弁連所属の若手弁護士さんたちの書いた、 裁判員シミュレーション、Q&A。 シミュレーションでは、 否認事件が扱われていて、しかも無罪判決という ちょっと出来すぎなくらい理想的な例。 日弁連としては、裁判員制度…

宇津野光緒著「法廷ドキュメント 23の事件と被告たち」読了。 書名どおり、23の刑事事件の傍聴記録。 ややゴシップ的興味をそそるような筆致も感じられるが 日本の刑事事件の問題点を浮き彫りにしつつ 被疑者の側、被害者の側 そして彼らをとりまく日本の社…

「カバチタレ!(5) (モーニング KC)」読了。 この巻では ろくでなし男の借金の方に枕芸者にされてしまう女性のお話と 警察の不法は交通取り締まりによって 連鎖的にドンゾコに落ちていく零細企業の経営者と労働者のお話。 後者は、われらが大野経営コンサ…

浜田寿美男著「自白の心理学 (岩波新書)」読了。 冤罪事件において、なぜ被疑者はうその自白をしてしまうのかについて 心理学の立場からアプローチした書。 無実の人がうその自白に落ち、さらにうその犯行ストーリーを語るというのは、心理的にきわめて異常…

小林剛監修「みんなの裁判―マンガでわかる裁判員制度と重要判例60」読了。 2009年5月から裁判員制度がスタートします。 ひとりが一生のうちに裁判に選ばれる確率は67分の1だそうです。 宝くじで高額当選するよりも高い確率です。 裁判員制度自体は、裁判を…

 @レンタルDVD

「告発 デラックス版 [DVD]」を観ました。 アルカトラズ刑務所における囚人虐待を告発した実話に基づいた映画。 もっとも事実どおりではなく、相当脚色されているらしいが。 主人公の囚人が、たった5ドルの窃盗で逮捕された経験がるというのは 「レ・ミゼラ…

「カバチタレ!(4) (モーニング KC)」読了。 まじめな花屋さんが、 身内に足をひっぱられ 元受にいじめられ 銀行にも冷たくあしらわれて 悪徳金融に食い物にされて 自殺未遂を。 ほんとに救いのない世の中よ…… しかし、一発逆転、 かなりきわどい手法を使…

佐藤友之「これでいいのか日本の裁判 (平凡社新書)」読了。 いいわきゃないだろ日本の裁判 というのが感想。 これまでも何冊か日本の裁判制度を問う本を読んできましたが 本書はより本質的に日本の裁判制度の問題をえぐっています。 「司法はつねに、行政の“…

「カバチタレ!(3) (モーニング KC)」読了。 どこまでも、どこまでもドンゾコの連鎖は続く。 マイホーム欲にとらわれた夫婦が 裁判所の競売物件を落札するが 占有屋がおって結局入居できず その息子が悪質自動車金融で金借りて いきなり追い込みかけられた…

山田剛志著「暮らしのトラブル法律相談―法化社会を生き抜くヒント (中公新書ラクレ89)」読了。 法律ブームだといわれている。テレビでは法律家を集めて、身近なトラブルをジャッジしてもらう番組が人気をはくしているようだ。こうした法律ブームが続く背景と…

井上薫著「法廷傍聴へ行こう」読了。 現職裁判官の著者が、法廷傍聴の「楽しみ方」を 微に入り細にわたってご教授してくださっている。 当日の服装は、ごく普通のものでよいでしょう。当日持参するものは、単に傍聴するだけなら何も必要ありませんが、多少と…

秋山賢三著「裁判官はなぜ誤るのか (岩波新書)」読了。 この本は「それでもボクはやってない」の原作と言ってもよいのではないでしょうか。 著者は、判事から弁護士に転進された方で さまざまな冤罪事件にかかわり弁護活動をされている。 痴漢冤罪事件の弁護…

「カバチタレ!(1) (講談社漫画文庫)」読了。 古本屋で13巻までセットになってたので買っちゃいました。 ナニ金の青木雄二氏監修の行政書士モノ。 この手のこと苦手なので勉強、勉強。 ナニ金はコテコテの大阪が舞台でしたが この作品は広島が舞台で 「カバチ…

渡辺洋三著「法とは何か 新版 (岩波新書)」読了。 まず総論的なとこから理解しようと思って。 法の精神とは、一言でいえば、正義である。それゆえ、法とは何かという問いは、正義とは何か、という問いに置きかえられる。芸術は「美」を探求する、科学は「真…

 @アミューズCQN

「それでもボクはやってない」を観てきました。 もう頭がヘンになりそうだよ〜!! 日本の裁判制度はコンテー的におかしいねっ!! 微力ながらでも、この現状を改革するために行動を起こそうと決意しました。 明日はわが身かも知れないんですから。

荘司雅彦著「男と女の法律戦略 (講談社現代新書)」読了。 弁護士の著者による、主に男女間の問題についての 法律的アドバイス。 私はテレビが壊れてることもあって全く見たことないのですが 最近のTVの法律相談番組というのは人気があるらしく そういうの…