本日、同宿したのは私を入れて三組。
そのうちの一組は外国人のご家族でした。
夕食は広間で三組そろっていただいたのですが
やや離れた席にいらっしゃる外国人ご家族の会話から
なにやらジュヴュジュヴしたフランス語っぽい響きが。
でも日本に来る外国からの観光客といえば
英語圏、中国語圏、ハングル圏の方が圧倒的ですから
まさかフランス人じゃないだろうなあとは思いつつも
やっぱりフランス語っぽいのです。
そこで、食事のあと、勇気を出して話し掛けてみました。
「ヴゼットフランセ?」
「Oui!」
「アァ、ボン!」
「Vous parlez francais?」
「ウィ、メ、アンプ」
みたいな感じで会話が始まりました。
パリから来られたご夫婦と16歳の男の子。
日本は2回目だとかで、都会よりも小さな町がお好きなようで。
息子さんは日本が大好きで、日本語も勉強していて
特に江戸時代に興味があるとのこと。
奥さんからは、宿を出発するときには何て言えばいいのかしら
なんて聞かれたので
「Ossewani narimasita」と言えばよいんではないかと。
自分のこともいろいろ聞かれたのですが
全く言えなくて辛かった。
明朝、滝行に行くっていうのも
滝ってフランス語でなんだってとこでつっかかっちゃったし
仕事は何してますかっていうのも
うまいこと言えなかった。
裁判てなんていうんだっけ?
愛用のしゃべる電子辞書持ってきてればもっとコミュケーションとれたのに!
って無念。
だって、こんな山の中にフランス人観光客がいるんなんて
思いもしませんでしたよ。
不覚!!
というか、会話力の弱さを痛切に感じました。
もっと勉強しようっていう気持ちにはなりました。
ともかく、少数派のフランス人観光客と少数派のフランス語学習者が
めぐり逢うというのも何かの縁なので
私のメールアドレスをお渡しして
よかったらメールをくださいと伝えておきました。