滝行体験

朝5時15分、ご主人からのモーニングコールで起床。
5時半から、神棚の前でご祈祷。
軽くストレッチをしてから、滝に向かって出発です。
霧のたちこめる山道を黙々と歩きます。
途中、御嶽神社の門前など神様のいらっしゃるところで礼。
30分ほど歩いて滝につきました。
切り立った岩壁に覆われていて滝の音が響いています。
着替えをして、まずは準備体操。
船をこぐような運動をしながら歌を歌ったり
雄叫びといって、腹の底から大声を出して神様の名前を叫んだり
心身のテンションを高めていきます。
そして、いざ滝に打たれます。
人差し指と中指の手印をエイッと言って切り
左足から滝壷に入り
足、手、腹、背中、頭の順に水をかぶります。
そして、滝の下に行って回れ右をして
お尻、背中をぴたっと岩壁につけて滝に打たれます。
両足はしっかりと地面を踏んで
手は臍下丹田の前で組みます。
手と手のあいだの隙間に魂を込めるようにして
この手を上下に微振動させます。
これを振り魂(ふりたま)といいます。
そして「祓戸神(はらえどのかみ)」と唱えます。
滝に打たれる時間は、10秒。
これを2セット行います。
あっというまですので
何か願をかけるとか、そういうのじゃないです。
ご主人も、無心になるのが一番とおっしゃってました。
しかし、まずはああやってこうやってという
形をなぞるのに精一杯だったというのが
正直な感想であります。
滝の水は冷たかったですが、
身を切るほどというのでもなく適温?
ともかく、生まれて初めての滝行はつつがなく終了。