2007-06-02 ■ 読書 歴史 中沢新一・赤坂憲雄「網野善彦を継ぐ。」読了。 網野善彦ブームなのです。 三島由紀夫と網野善彦を、自分の頭の中で闘わせています。 中沢 今後、日本人が天皇制というものを存続させていくか、消滅させていこうとすのか、そういう決定をするときの前提材料を歴史学は研究しなければならないけれども、そのためには天皇制がいちばん深いところで、いったいどこまでつながっているのか見届ける必要があるというのが、網野さんのスタンスだったと思います。