新井一二三著「中国語はおもしろい」読了。
中国語はおもしろい (講談社現代新書)
うん、うん、おもしろい!
国語学習意欲がメラメラ燃え上がるような本でした。
中国語を身につけることで、ぐんと世界は広がるんだね。
中国料理の話も面白かったです。
引っ越ししたらキッチンは中華仕様にするぞ。
中華鍋も中華包丁も万能だもんね。
ま、それは置いといて、やっぱり語学は大事です。

 いつだかアグネス・チャンさんのエッセイを読んでいたら、「動乱の世界を生き抜いてきた中国人は、誰からも奪われないものに投資する」という意味のことが書かれていた。その例として、第一に子どもの教育。「頭に詰め込んだ知識は誰にも盗られないから」。第二に食事。「お腹に入れてしまったものは、もう盗られないから」。(中略)
 誰にも盗られないものだけが、真に自分のものなのだ。
 外国語はたしかに一朝一夕で身につかないけれど、水泳や自転車こぎと同じで、一度おぼえたらなかなか忘れない利点もある。そして泥棒が入ろうとも、景気が悪化しようとも、誰からも奪われることがない。さらに有為転変あっても、これさえあれば「喰うに困らない」。

勉強、がんばろう!!