「労働」というカテゴリーを作ってみました。
異動に伴い、日中ずっとパソコンに向かうオフィスワーカーになってしまいました。
典型的な現代の都市生活者にして第三次産業労働者であります。
そのような人間の身体のあり方をさぐってみたいなと。
自分の身体を研究対象として。
(別に他人のでもよいのですがね)
人間の身体の可能性をさぐることと、
オフィスワークにおける効率性と健康の追求という
二律背反の問題に挑みます(大げさ)。
あと、やってる仕事が仕事なだけに(秘密だけど)
現代社会の深層にも迫ってみたいなと。


とりあえず、タッチタイピングについて。
武道では歩法がすごく大事です、ということは以前も書きました。
常に安定していることと、変幻自在に攻撃、防御に動けることが求められます。
よく「居着く」ということが言われますが、
要するに足が止まってしまうことで、武道的にはダメなことです。
これは、パソコンキーボードのタッチタイピングについても言えることだなと思い始めました。
わたしはキーボード打つようになって、
もう20年ぐらいになるし、そこそこタイピングは早いほうです。
独学ですが、ブラインドタッチの基本から覚えたのがよかったようです。
ブラインドタッチの基本は、ホームポジションに軽く手をおいて
決められた指で決められたキーを正確に打ち、
打ち終わったらまたちゃんとホームポジションに戻ることです。
ふわっとした指のおき方と、正確な運指ができれば
あとは練習次第でいくらでも速く打てるようになるでしょう。
しかし、未だに独流でメチャクチャな打ち方をしてる人もみかけます。
それでも妙に速い人いるんですが、やっぱり限界がありますね。
あと、ものすごい力でバシバシとタイプする人。
よぶんな力入りまくりで、キーボードが壊れるんじゃないかと心配にもなりますが
そういう方は絶対肩こりで悩まされるでしょう。
健康のためにも、能率アップのためにも
基本に忠実なタイピングは絶対必要です。
武道で言えば、
力を抜いてリラックスすることと
正確な歩法で移動ができることが
健康を増進させ、かつ有効性のある組手のできることにつながると思います。