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松本健一著「三島由紀夫の二・二六事件 (文春新書)」読了。

三島由紀夫・北一輝・昭和天皇の三人に焦点をあてて
二・二六事件をとらえる。
さらに大本教の出口王仁三郎も関係してきたりして・・・。
非常に興味深い。

二・二六事件については高校歴史教科書程度の知識しかなかったので
「図説・2・26事件 (ふくろうの本)」

なんて本もこの機会にざっと読んでみました。
「憂國 [DVD]」のＤＶＤは発売されてるのですね。

レンタル屋さんで探してみます。
「英霊の声 (河出文庫―BUGEI Collection)」は是非とも読んでおかねば。

二・二六事件当時、三島は11歳だったわけですが、
この「美しい」事件に「拒まれてゐた」ことが
後の「憂国」のような作品になっていったと本書は分析しています。

今日は2月26日。
二・二六事件から71年がたつ。
昨日、朝のＮＨＫラジオの番組の中で
決起兵士に投降を呼びかけるラジオ放送を
聞きました。