山田剛志著「暮らしのトラブル法律相談―法化社会を生き抜くヒント (中公新書ラクレ89)」読了。
暮らしのトラブル法律相談―法化社会を生き抜くヒント (中公新書ラクレ89)

 法律ブームだといわれている。テレビでは法律家を集めて、身近なトラブルをジャッジしてもらう番組が人気をはくしているようだ。こうした法律ブームが続く背景として、わが国に「本格的な法化社会」の到来がある、といわれている。
 いまの裁判所では、医療過誤や建築の瑕疵(きず)に関する訴訟が急増し、これらの紛争が裁判のかたちで争われている。悪徳商法や違法金融業者の被害も、跡を絶たない。いままで、裁判など、見たことも聞いたこともなかった人々が、否応なしに法的紛争の場に巻き込まれ、自身の権利を主張しなければ損をしていまう「法化社会」が到来しているのだ。

たしかにねえ。
仕事してて思うのは、なんでこんな人たちが法廷に出てきて
いじわるな弁護士にいじめられたりしてるんだろうってこと。
つまらないトラブルにまきこまれないようにするには
法的知識で武装することとは大事ですね。
本書は、不倫の清算、建築瑕疵、遺産相続のトラブルなど
10パターンのケース・スタディ