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斎藤貴男「ルポ 改憲潮流 (岩波新書)」読了。
国民投票法案が衆議院を通過しました。
もはや、改憲潮流を押しとどめることはできないでしょう。
このまま、どんどん流れ流され、行くところまで行ってしまうのでしょう。
小林節・慶應義塾大学教授の言葉が想起された。
「自民党の二世、三世たちというのは、一億三千万人の国民が残るなら、三千人の部隊の消費は必要コストのうちだという、こういう感覚があるんだよ。間違って侵略戦争する方が、侵略されて滅びるよりはいい、とかね。どこまでも自分は死なない、ゲーム感覚なんですね」
こんな連中に国を任せておいて、
人生ゲームの車にコマにプツっとささってるピンみたいな「一国民」として
人生を翻弄されちゃっていいわけ?
よくはないよね。
とは言っても、明確な対抗勢力がない現状では
とりあえず、流れるプールをグルグルまわっていくしかないのね。
いやいや、そんなことはないはずだ。